PCを使ったCW解読ソフトMRP373
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ここで"MRP373"というサウンドカードを使ったCW通信用のソフトウェアが紹介されています。ドイツ製のようです。これはPCのサウンドカードをCW用のフィルタとして使ったり、受信したモールス符号を解読したり、あるいは自動送出したりすることができます。
ここからダウンロードできます。ダウンロードしたファイルをインストール方法にしたがってインストールすると、Key Codeを入力するように促されます。このKey Codeはメールを送ってSystem IDを連絡すると折り返し送り返されてきます。
最初ノートパソコンにインストールしたのですが、いまいちうまく動きませんでした。そこで再度キーコードを取得してデスクトップPCにインストールしました。無線機のヘッドフォン端子をサウンドカードのLINE入力へ接続してソフトを起動すると、無事にモールスコードがデコードされました。希望の信号のトーンの周波数付近へカーソルキーで合わせると後は自動的にAFCがかかってデコードされます。スピードもある程度合わせれば自動的にデコードできるようになります。ただし混信の多い7MHz帯なんかだと、強い局に受信機自体が感度抑圧を受けるため、なかなかうまくゆきません。やはり混んだ周波数帯にはCWフィルターは必須のようです。雑音にはなかなか強いようですが。しかしこんなソフトに頼っていると、受信能力が伸びないなぁ……
それともう一つの重要な問題は、パソコン自体が盛大な雑音の発生源になっている点です。雑音は高周波的なもの(特にモニター)もありますが、パソコン自体がやかましいのです。とくにCPUのファンの音は非常に耳障りです。そのうちにパソコンの雑音対策をやらないと、使う気になりません。
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