PHSのページ

2000-1-26改訂
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去年の12月にふとしたことからPHSを入手しました。NTTパーソナルのシャープ製PHS端末(312S)で、ホームアンテナ(HA-2A)[注1]がおまけでついて無料でした。買った店はモバイルテレホン倶楽部という店です。ただし3ヶ月は解約できません。これをマニアは"縛り"と称するようです。PHSを解約して電話番号を消去したもの(これを白ロムと呼ぶ)を集めるのを趣味にする人達がいます。

←端末−シャープ製321S

ホームアンテナとペアで無料で入手。3ヶ月の"縛り"。ただし初期加入料金(3,000円)は無料。月々の支払いはプラン198で基本料金が1,980円。あと、「留守番電話」と「きゃらメール」は3ヶ月強制加入(それぞれ月々100円)。契約はNTTパーソナル関西なので「留守番電話」は利用するたびに大阪までの通話料をとられるのでメリットなし[注2]


ホームアンテナ−シャープ製HA-2A→

二階の出窓に置いています(アンテナ3本立ちます)。意外に小さいので驚きました。電池を内蔵(単4×3)できるので、停電時も安心。ただし待ち受け38時間/通話8時間。外は1月の大雪で真っ白です。


今度はやっぱりインターネット上で見つけたDDI-Pの販売店で東芝の端末DL-S26P+京セラの親機MO-510を無料で売っているところを発見し早速申込み。ただし加入料\2,700は自己負担。買った店はおででカンパニー。ここも3ヶ月の縛りあり。3ヶ月間NTT-Pと両方使ってどっちかを解約するつもり。それとこれは申込から端末と親機が宅急便で送られてくるまでがすごく早かった。申込書郵送して2日後に親機が、3日後には端末が宅急便で送られてきた。

←端末−東芝製DL-S26P

デザインは上のシャープ製312Sよりいいと思います。ただ312Sに比べると少し大きい(長い)のが気になるところ。ただしシャープ端末にはない、電測[注3]という大きな機能があります。(これが欲しくてこの端末を選んだようなものです)DDI-Pは家の中でも圏内なのです。ただし夜はBusyが多くて使い物になりません(笑)

親機−京セラのMO510→

この電話機、音声の品質が最低です。機能的には普通のただの留守番電話。ブチブチノイズの音が入ります。これじゃ使えん!! まあタダだからあまり文句も言えんが...。PHS端末をこの親機−公衆回線経由で使ったときと、直でPHS回線経由で使ったときの音質の差は歴然。

調子に乗って3台目を手に入れてしまいました。今度はASTEL。6ヶ月縛りですが、キャッシュバック[注4]有りなので通話しなければ6ヶ月無料です。契約はASTEL関西です。買った店はフレックスアシストサービスです

←端末はA271。やはり東芝製で電測機能つき。ただし少し古い機種なので文字伝送やデータ通信の機能がありません。残念ながらASTELは家の中では圏外です。窓際でかろうじてアンテナマークが1本か2本立ちますが。でもASTELが家のなかで使えれば一番いいだけどなぁ....

というわけで、3キャリアの端末勢揃い(左からシャープ321S(NTT-P)、東芝DL-S26P(DDI-P)、東芝A271(ASTEL))


◆各社の比較

★全般
一般的に言われていることですが、エリアの緻密さでNTT-P、広さでDDI-P、アステルは駅では強いが住宅地に入ると今一歩という感じです。自宅では部屋の中でもDDI-Pは完全に圏内。NTT-Pとアステルは窓際では圏内ですが部屋の中央では圏外です。NTT-Pの場合はホームアンテナを窓際におくことで家の中でも使えますが、アステルは自宅での利用は困難。アステルにはNTT-Pのホームアンテナと同じ仕組みのパワーアンテナというものがあり2年間無料貸し出しをしていますが、残念ながらA271はパワーアンテナに対応していないので使えません。シクシク....。
★通話料金
NTT-Pとアステルは最低20円かかりますが、DDI-Pのみどこへかけても10秒だけなら10円というのがあって便利。その他は各社似たようなもんかなぁ。
★着信転送サービス
PHS宛てにかかってきた電話を自動的にほかの番号へ転送する着信転送サービスについて比較してみます。まず電話の転送は各社とも無料です。やり方はNTT-Pとアステルは特番"142"にダイヤルして設定できます。もちろん無料です。NTT-Pとアステルはシステムが同じで、転送先を2つ設定できて(留守電サービスを申し込んでいる場合、転送先2は留守電センターになっていて変えられない)、加入者が選択できます。加入者電話からも設定できますがNTT-Pの場合センターまでの電話料金がかかります。ぼくの場合NTT-P関西契約なので大阪までの電話料金がかかってしまいます。アステルはかかりません。DDI-Pは以前は加入者が設定できずいちいち申込書を記入して提出しなければいけなかったのですが、最近は特番"143"でユーザが設定できるようになりました。
★メッセージ転送サービス
メッセージ(文字)転送のサービスはDDI-PはPメール、アステルはAメールと呼ばれいずれも20字以内(アステルはよくわからない)の文字転送が可能です。これはPHS同志の間で文字を送るシステムで両方の端末が圏内にいないとできません。通話料金以外は無料です。NTT-Pはこの手のサービスはありません。またこれとは別にセンター蓄積タイプの文字転送サービスがありこれは端末が圏外でもセンターに蓄積されるので大丈夫です。NTT-Pはきゃらメール、アステルはもじトークと呼ばれていて各々月額100円とられます。DDI-Pにはこの手のサービスはありません。NTT-Pはインターネットからある特定のアドレスにメールを出すことで利用できます。コリャ便利。ただし漢字の表示できる端末以外は漢字混じりは拒否される。

PHS間転送 センター蓄積
キャリア DDI-P アステル NTT-P アステル
名称 Aメール Pメール きゃらメール モジトーク
基本料金 無料 無料 100円/月 100円/月
文字数 20字 69字 20字

◆電測モード

それでは電測モードを少し詳しくみてみましょう。

これはDL-S26P(DDI-P)の電測モード時の表示です。 一行目の数字は"19C1608620"となっています。これはCS-IDと呼ばれ、接続されている基地局のID番号が表示されています。その意味は次のとおり。
19キャリアDDI-P東京
C160収容交換局
8620個別CS-ID
DDI-Pの場合下2桁が"20"となるのは500mW基地局を示しているらしいです。

二行目の頭の"FR"はフレーム誤り率(Frame Error Rate)の略で、通話時にはここに誤り率が何%かが表示されます。写真は待受時なので"---"となっています。その後ろの数字"37dB"は受信電界強度が37dBということを示していますが絶対値は不明です

これはA271(アステル)の電測モード時の表示です。
10キャリアASTEL東京
E089収容交換局
04C8個別CS-ID
電測モードへの入りかた
(壊れたり内容が消去されても責任持ちません!!)
DL-S26Pの場合:
  1. 電源を切る
  2. 4、7、#を押しながら電源を入れる
  3. 全表示が消えたら即座に「通話」を押す
  4. 「コウチュウコウモクセンタク」と表示される
  5. 2を押す
  6. 「レベルヒョウジ 1:ON 0:OFF」と表示される
  7. 1を押す
  8. リダイヤルを押す
  9. 電源を切る
  10. 再び電源を入れる
A271の場合:
  1. 電源を切る
  2. 1、4、#を押しながら電源を入れる
  3. 全表示が消えたら即座に「通話」を押す
  4. 「コウチュウコウモクセンタク」と表示される
  5. 2を押す
  6. 「レベルヒョウジ 1:ON 0:OFF」と表示される
  7. 1を押す
  8. リダイヤルを押す
  9. 電源を切る
  10. 再び電源を入れる

◆その後

その後NTT-Pは3ヶ月経って解約しました。DDI-Pはなかなか使い心地がよいのでそのままです。ASTELはほとんど使っていませんが6ヶ月縛りがまだ解けないので解約はしていません。7月の終わりになれば縛りが終了するので解約しようかと思っていましたが、機種変更して、パワーアンテナをおまけでもらおうかと思っています[注5]。というわけでアステル関西に電話して機種変更について尋ねたところ、「機種変更は関西でないとできません」とのこと!!うーむ。関係ないのですがアステル東京は157のサービスは土日祝は休み。ところがアステル関西はちゃんと営業しています。同じアステルでも違うのね。というわけですが、たまたま7月下旬に大阪へ帰省するので、ちょうどよい機会なので変更してこようかと思っています。

ちなみにアステル解約してまたキャッシュバックの端末を探して別番号で契約しようかと思いましたがアステルはインセンティブをやめたようでどこを探してもキャッシュバックはおろか0円端末さえありませんでした(98年7月現在)。NTT-PとDDI-Pはまだ0円端末あるんですけどね。(だけどキャッシュバックは見当たりませんね)
★各キャリアの動向
この春くらいにNTT-PがNTT DoCoMoに吸収合併されることが決定しました。その後7月になってASTELは同じ電力会社系のTTNetへやっぱり吸収合併されるとのことです。独自でなんとか頑張っているのはDDI-Pだけですが、PHSの低迷感は否めませんね。インセンティブ制を利用したPHS安売りや携帯電話との棲み分けに失敗したことが原因でしょう。今後PHSがどうなっていくのかはわかりませんが。個人的にはADPCMの高音質が好きなのですがね。
★携帯電話について
携帯電話は音が悪い、通話料金も高い、ということで避けていましたが、1.5GHzの携帯電話は音が良いらしいということで少し調べてみました。音が悪い原因はデジタル方式はV-SELPという音声圧縮方式を用いていますがこれが圧縮率は高いのですがその分音質の劣化も著しいのです。しかしながら音声圧縮率の低いフルレートの場合少しはましなようです。いろいろ調べた結果J-PHONE(東京デジタルホン)はフルレートらしくこれなら少しはましな音質かも知れません。というわけで現在物色中....もちろんアナログ方式が一番音質はよいのですが関東ではIDOのみ、しかも待受け/通話時間ともに短いし、いまさらアナログというのも....というわけです。

◆アステルの機種変更

アステルが加入後6ヶ月経過したので機種変更をしました。アステルはアステル関西の加入なので機種変更をするためには大阪の梅田の第一生命ビル10Fにある「アステルステーション」へわざわざ行かなくてはいけませんが、たまたま大阪へ行く機会があったのでついでに変更してきました。この「アステルステーション」は土日祝休みで平日のみの営業とやる気のない営業です。なんとかしてほしいですね。変更後はやはり東芝のFMラジオつきPHSの"AT-15"にしました。この機種を選んだ理由はやはり"電測"モードがついていることです。FMラジオ付きというのも魅力でした(ちなみに東芝の次の機種AT-16はこの電測モードがついていないようです)。ついでにパワーアンテナの2年間無料レンタルも申し込みました。ちなみにかかった費用は機種変更手数料1500円プラス端末代2500円と消費税で総額4200円。少し高いなぁと思いました。A271はトランシーバモードの設定をしてもらいました。これは無料でしてくれました。

←東芝製AT-15

FMラジオを内蔵したせいか、大きさはかなり大き目です。長さも増えましたが厚みが増しています。デザインはまあまあか。電測モードへの入り方はA271と全く同じ。A271と比べて基地局を捕まえる能力は高いです。A271だと家の中だと1階はほぼ圏外でしたが、AT-15だと窓際なら圏内です。部屋の真ん中へ移動すると圏外になってしまいますが。ただレベル表示をみるとA271のときとたいして変わらないので端末自体の感度が向上しているわけではなさそう。


←パワーアンテナ

NTT-Pのホームアンテナに比べると随分小さいです。アステルの場合パワーアンテナに端末を登録しておけば、公衆モードで圏外になると自動的にパワーアンテナを探してパワーアンテナモードに入り、パワーアンテナの圏外に出るとまた自動的に公衆基地局を探す、という動作をするため、ユーザは何もしないでよいので大変便利です[注6]


というわけでしばらく使ってみてDDI-Pは解約しようかなぁと思っています。ただDDI-Pはエリアが広い、10秒以内10円という料金設定がある、DL-S26Pのデザインがよいし使いやすい、契約がDDIポケット東京なので何かと便利とメリットも結構あるので1ヶ月くらい両方を使ってみてから決めようかと思っています。

◆携帯電話

上に書いたように、(今のところ)唯一フルレートで稼動しているJ-PHONE(東京デジタルホン)の端末を探しました。関係ないですがカタログをみると音が良いことを売り文句にしていますね。加入者数が少ないことを威張ってるようでなんだか変ですね。6ヶ月縛りのところが多かったのですが、3ヶ月縛りを見つけたので加入しました。買ったのはトシナリ情報館というところです。エル・プランという月額2,700円の料金形態で加入しました。

←東芝製DP-174

これまた東芝の端末。正面から見た大きさはAT-15と同じくらいですが、横から見ると結構厚みがあります。PHSの端末に比べると使用部品などに若干高級感があります。機能もやたら豊富で把握するのが大変。便利だと思ったのは毎日決まった時刻に自動的にON/OFFができることです。それと今までの合計通話料金がわかる累積通話料表示機能(この料金表示の機能は端末の機能というよりも網側の機能というべきか)。ただし肝心の通話音質はフルレートと言えども悪いです。


J-PHONEの場合、留守番電話が無料で使えるというメリットもあり。ただし合計3件までで1件あたり30秒ですが。またデジタルホンは東京/東海/関西ではそれぞれのJ-PHONEにローミング可能ですが、他地域(北海道、東北、北陸、中国、四国、九州)ではツーカー系とのローミングになり、料金体系も変わります。エル・プランだとツーカー系にローミングすると標準の3倍の激高料金になってしまいます。
◆DDIPの解約

というわけで、10月頭にDDI-Pは解約しました。解約は店頭での解約と書類の郵送による解約の2種類があります。当然書類による解約を申し出ました。なぜならばこうすると「灰ロム」といって電測機能の残った電話ができるからです。9月27日(日)に解約の電話をしたら10月1日(木)に書類が郵送されてきました。10月3日(土)に書類を返送すると、10月7日(水)には使えなくなっていました。もちろん電測機能はしっかり残っています。

なお、同時にアステルはデイトークプラン(月額1980円)から標準コース(月額2700円)に戻しました。
◆続き

さて携帯電話もそろそろ3ヶ月になるので、解約して別の端末にするか、それともPHSを新しくするか、と思って無料もしくはキャッシュバック付きの端末を探してみましたが、ゼンゼンない!!。とりあえず定番の「激安のローダン」にあった3ヶ月縛り7000円キャッシュバックのDDI-PのDL-S26Pを申し込みました。本当は東芝のAD31もしくはDL-S28Pもしくは331Tが欲しいのですが無料は見当たらず。
◆続きの続き

最近はPHSはもう終焉を迎えておりますね。ついにNTT-Pのホームページもなくなってしまいました(ドコモへ移行)。ASTELも電力会社に吸収されるみたいですね。ちなみに昨年(98年)の12月にとうとうアステルのPHSも解約してしまいました。やっぱり電話で解約を申し出ると、書類がアステル関西から送付されてきました。それに記入して返送して、DDI-Pの場合と同じく、一週間半位で使えなくなっていました。もちろん電測機能はしっかりと残っていますが。アステルの場合、解約するとレンタルのパワーアンテナを返却しなければなりません。しかもその送料はユーザーが負担です。しかも解約してから一ヶ月以内に返却しないと1万円とるという脅迫状もついてきました。貸す時にはそんなこと言ってなかったぞ。随分ひどいですね。宅急便代740円返せ!!。というわけで今のところJ-PHONEはそのまま。激安のローダンのDL-S26Pと今のところ2つ端末あります。
◆NTTドコモPHSの料金体系

NTTドコモPHSには「おはなしプラス」といって、月々の基本料金1,980円に1,000円分の通話料が含まれている料金体系があります。ただし1,000円を超えると通話料は通常の2.5倍となります。標準コース(2,700円/月)とプラン198(1,980円/月ただし通話料1.5倍)と比べて見ました。

横軸の「電話を掛けた回数」は、一回の通話が1分以内、つまり標準コースで20円としています。私はほとんど通話しませんし、するとしても一回あたりほとんど1分以内なので、月に50回以内なら「おはなしプラス」がもっともトクです。


◆NTT-DoCoMoのPHS

いくら探してもNTT-DoCoMoのPHSは無料は見つかりませんでした。結局\3,400で東芝の331T-II(ホームアンテナ付き)を入手しました。買ったのはアネット 携帯電話・PHSショップというところです。ただし最初の加入料金(\3000)や送料は無料でした。ちなみに縛りは3ヶ月です。キャリアはNTTドコモ東北です。料金体系は「おはなしプラン」というやつです。例によって留守番電話は東北(仙台か盛岡)までの電話代がかかってしまうので入りませんでした。

←東芝製331T-II

この端末もアステルのAT-15と同じように、ホームアンテナに登録しておくと、公衆モードで圏外になると自動的にホームアンテナに切り替わり、ホームアンテナの圏外になると公衆基地局を探しに行くので便利。自宅でははやり窓際では圏内ですが、部屋の中央ではところによって圏外になってしまうのです。写真はやはりお約束の電測モード状態です。

大きな特徴はやはり伸縮アンテナです。アンテナを伸ばすと、縮めたときより10dBも電界強度がアップします。それと、ハンズフリー機能(スピーカーフォン機能)を内蔵しているので、キーボードを操作しなければならない場面では便利です。また、電測モード時にこの端末は使用しているチャンネルの番号が表示されるようです。
←331T-IIの電測モード時の様子です。

08キャリアNTT-DoCoMo中央
0C60収容交換局
0480個別CS-ID
49チャネル番号?

電測モードへの入りかたは、最初に1と4と9を押しながら電源を入れる以外はDDI-Pやアステルと全く同じです。

←ホームアンテナ(HA-3S)

電源入力があるだけで操作するところは何もありません。前のHA-2Sは個別登録と簡易登録の機能がありましたが、これは簡易登録のみで、最大10端末まで登録可能。10以上登録すると最初に登録した分が追い出されて抹消されます。でも機能的にはこれで十分なような気が……



◆J-PHONEの解約(99-7-1)

どうやら最近はJ-PHONEもハーフレート化されてきたようです。もうあまり使わないので99年7月になってようやく解約しました。J-PHONEはPHSと違ってお店に行かなければ解約できないようです。横浜のJ-PHONEの店に出向いて解約してもらいました。どうでもいいけど用紙記入時に「す、すいません電話番号わからないんですけど」と言ったら「番号わからないと解約できませんが」と店のネエチャンはえらいつっけんどんでした。そりゃそうだろうけど電話機本体あるんだから調べようがあるじゃろ!! 電話番号憶えていないのが悪いんでしょうか?
◆NTTDoCoMoのPHSの電話帳編集ソフト(99-11-7)

PHSの電話帳の編集ソフトがドコモからダウンロードできます。これは32kデータカード経由で(ノート)パソコンとPHSを接続してPHSの電話帳のダウンロードや編集したデータのアップロードができるものです。これはベンリ!!

32kデータカード(DC-2S)はいんたぁねこから通販で入手しました。少し古いカードでNTTパーソナルブランドですが、3800円位で(送料、代引き手数料込みで4500円位)入手できました。ただしソフトウェアをバージョンアップしないと上記の電話帳の編集ソフトが使えません。NTTDoCoMoのホームページからバージョンアップソフトが入手可能です。
◆DDI-PのH"(2000-1-26)

←東芝製 DL-S200

去年(99年)からDDI-PはH"(エッジ)と称するPHSを大々的に宣伝し始めました。単にPHSを高機能化?したものですが、まるで別のシステムのようです。というわけで、しばらく醒めていたPHS熱が不意に戻って、新しくH"の端末を入手しました。端末はまたもや東芝のDL-S200。買ったのは東京美館というところで、ここは端末無料、縛り3ヶ月と、いろいろ捜した中でもっとも条件がよかったのです。Web上で申し込むと、2日後に申込書が来、返送後4日で電話機が送られてきました。とても早かった。


最近のPHSはメール機能が充実していて、インターネットメールとも簡単な手続きですぐにやり取りができるようになります。ただ、電話機本体でメールの文章を入力するのはとても面倒で、おじさんはとてもやる気になりません。若い人たちは果敢にあのテンキーボードで入力しているようですが。

ところでこの機種を買うと、パソコン上で電話帳やメールの編集ができるソフトが抽選であたるので早速応募したら、当選しました(応募すれば誰でもあたるんじゃないかな)。これはパソコンのシリアルポートと電話機をつなぐケーブル+ソフト(メディアはCD-ROM)がもらえます。これはTDKから発売されているP携線というソフトの機能限定版のようです。


◆履歴

端末メーカーキャリア加入解約
312SシャープNTT-P関西97-12-1898-3-??
DL-S26P東芝DDI-P東京98-1-2198-10-7
A271東芝ASTEL関西98-1-2798-7-27
AT-15東芝ASTEL関西98-7-2798-12-13
DP-174東芝東京デジタルホン98-8-499-7-1
DL-S26P東芝DDI-P東京98-11-2799-3-24
331T-II東芝NTT-D東北99-1-25--
DL-S200東芝DDI-P東京00-1-25--

◆Links

HOME FORWARD
hyosida@geocities.co.jp

[注1]ホームアンテナは基地局(CS)からの電波を中継するもので、室内に電波が届かなくても窓際までは電波が来ているような時に、窓際にこのホームアンテナを設置すると室内でもPHSが使えるようになるというものです。我が家では二階の窓際ではアンテナ3本立ちますが、一階の部屋の真ん中では1本立つか立たないかくらいの電波の強さです(BACK)

[注2]NTT-Pの留守番電話はメッセージを一旦メッセージセンターに貯えます。このメッセージセンターは例えばNTT-P関西だと大阪にあり、メッセージを取り出すためにはそのメッセージセンターに電話をする必要があり、この時の通話料は大阪までの通話料となります。関西近辺にいる場合はいいのですがそうでないときは、いちいち長距離の通話料を取られてしまいます。アステルの留守電サービスも同じ(BACK)

[注3]PHSの端末はCSからの電波の強さを常に測定しています。隠しコマンドを入力すると、この測定値を液晶ディスプレイに表示する機能を持った端末がいくつか知られています。この東芝の端末はCDのIDと電界強度(dB表示)とFER(フレーム誤り率)を表示できます(BACK)

[注4]キャッシュバックというのは、一定期間の基本料金(と時には加入時の手数料)を払い戻す制度で、例えばこの場合は6ヶ月間解約できない代わりに6ヶ月分の基本料金(\2,700×6=\16,200)が戻ってきます。ただしプロバイダーの制度ではなくて販売店の独自サービスなのです(BACK)

[注5]アステルの場合、契約後6ヶ月経過すると安価(機種によりますが1000円から5000円くらい)に機種変更できます。パワーアンテナ対応機種(今や非対応の機種なんてありませんが)に変更すればパワーアンテナも(多分)貰えます(BACK)

[注6]端末側ではPA(パワーアンテナ)モードと公衆モードが設定でき、PAモードに設定すると、なにがなんでも登録されたPAを掴みに行こうとし、もしPAのエリア外だと"圏外"となります。公衆モードに設定しておくと、公衆で圏外の場合登録されたPAを探しに行って見つかれば自動的にそのPAを掴みます。この場合は端末をPAのエリア外に持っていってもまた自動的に今度は公衆基地局を探しに行きます(BACK)