アンテナチューナーAT-250
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またまたYAHOOのオークションで、今度はTS-680に使えるアンテナチューナー"AT-250"を入手しました。購入価格は\15,000でした。
これは専用のケーブルを使えばTS-680のバンドの切替に応じて自動的にチューナーのバンドも切り替わります。ところがその専用のケーブルが付いていません。調べると単なる8ピンのDINケーブルなのですが、もし入手できなければ自作するしかなさそうです。しばらくケーブルなくて部屋にゴロンと置いてありましたが、後日ようやく接続ケーブルを入手しました(3000円也!!)。早速TS-680に繋げました。AT-250は4本のアンテナを切り替えて使えるようになっているので、一つ目は7/21MHz逆V、二つ目は50MHzツェップ、三つ目は10MHzダイポール、四つ目にはダミーロードを接続。早速チューナーとしての機能を試してみます。
まずは標準的な使い方として、7MHzでチューナーを動作させます。TUNEスイッチをONにしてCWを送信すると、ウィーンというかなりデカい音と共に同調を開始し、5秒くらいで調整が完了します。完了後のSWRは1.2程度になっています。調整前のSWRは2.0でした。
同じように21MHzと10MHzでも試してみましたが、いずれも1.2程度まで下がります。
次にイリーガルな使い方ですが、全くマッチングのとれていない、18MHzを7/21MHzアンテナで動作させて見ましたが、やはり1.2程度のSWRに落ち着きます。ただ、この場合(おそらく)フィーダー込みで調整をとっているので、同軸ケーブルからも電波を放射する状態になっている筈です。あくまでも緊急用ですね。ただ弱い信号を聞いてみると信号強度が上がるのが分かります。
同じように今度は3.5MHzでも調整してみました。やはりSWR自体は1.2程度まで(無理やりですが)下がります。
まあこのアンテナチューナーはあくまでもある程度調整が取れたアンテナの微調整用に使うのが真っ当な使い方なのでしょう。全く共振していないエレメントに無理やり電波を乗せるには、やはり屋外型のアンテナチューナを使うべきだと考えます。
7m1kng@jarl.com