FT-101ESをGetせよ!! PART2
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さて先日入手したFT-101ESですが、引き続いて外部VFOのFV-101Bも入手しました。これは比較的きれいだったのですが、比較的安価(11,750円)で落札できました。
FT-101ESは10W機のためクーリングファンが付いていませんが、ヒータースイッチをONにして真空管を入れると、大丈夫かな?と思うほどかなり熱くなります。上蓋に手を当てると、触れないほどではないのですが相当熱を持っているのがわかります。TS-520Xも10W機でファンはないのですが、このように心配になるほど熱くなることはありません。そこで、やはりオークションに出ていたFT-101Eから外したクーリングファンを3,200円で落札しました。
このファンは相当汚れており、また回転もよくありません。届いた直後は硬くて全く回りませんでした。電源を入れてしばらく手で回したりしているとようやく弱々しく回転を始めます。そこでちょっとバラしてオーバーホールに挑戦しました。
まず、モータを止めているマイナスネジ2本とプラスネジ1本を外しました。このマイナスのネジの1本が頭がナメられていて非常に外しにくかった。さらにファンを外して、モータの回転部分を見てみましたが、外見上は問題なさそうです。そこで中心が狂っているのかと思い、ネジを緩めて調整してみました。組み上げてFT-101ESの背面にネジ止めして動かしてみると、動くのは動くのですが、非常にヤカマシイ。この時にタバコのヤニでベトベトに汚れていたファンとモーターのケースをハヤトールを吹き掛けて掃除したところ、きれいになりました。
そこで、もう一度ばらして今度は回転軸にグリスを薄く塗って再度組み上げてみました。そうしたところ非常に静かになりました。グリス切れでヤカマシイ音を立てていたようです。ナメられたネジも交換してすっきりしました。羽はキッチリ押し付けて取りつけるとモーター部分とこすれてうるさいので、少し離して装着するのがコツのようです。一度分解掃除してみると、次からは上手にできそうですが、初めてだと随分てこずりました。
さて、このクーリングファンを装着すると、真空管をいれても温度上昇は殆どなくなりました。効果テキメンでした。こんなに効き目があるなんて…。
というわけで、次は6JS6Cを1本使った50W改造に挑戦したいです。
その後、オークションで東芝製6JS6Cの中古品を2,750円でGETしました。FT-101ESのNEC製の6JS6Cをこの東芝製に交換して動作チェックしたところ、問題なく動作しました。中和やトラッキングの調整なしで、21MHzで18Wの出力が確認できました。
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