雑音源の究明と対策

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HFで運用しようとすると、さまざまな雑音に悩まされます。代表的なものとして、
フェライトコアのFT114#43を1個370円で買ってきて、TAの入り口の電話線をこのフェライトコアに巻きつけてコモンモードフィルタを作りました。


あまり期待していなかったのですが、効果絶大でした。1.9〜3.5MHz帯のノイズはウソのように消えました。7040kHzに出るスプリアスはSメーターで3〜4程度減りました。これなら許容レベルです。

と思ったのですが、夜になって聞いてみると、7040kHz付近のスプリアスは減っていません。昼間は確かに減っていたんですが……よくわからん。昼間は9++の局が沢山出ているのでノイズレベルが分からないだけかも。

その後、TA入り口の電話線をぎりぎりまでさらに一巻きしてみたところ、7040kHz付近のスプリアス性の雑音はさらにSで2ほど減りました。この辺り大変微妙です。

ついでに無線機のアンテナ端子にも同じフェライトコアでフィルタを作りました。ケーブルが3D2Vなので太すぎてうまく巻けませんでした。効果のほどは??です。


その後、手製のバランが壊れたため、短縮コイルを使って7MHz/21MHzデュアルバンドダイポールに変えましたが、TAの雑音はほとんど気にならなくなりました。エレメント長が短くなったたため、雑音源(TA)との物理的な距離が広がったためだと思われます。バランが(おそらく)ソータバランではなく強制バランに変わったためというのもあると思いますが。

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