SW40+の試作(2)
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さて、完成したSW40+にAFアンプを加えたバラックを、ようやくケースに入れました。
ケースがかなり小さくてぎりぎりです。電源スイッチの場所が悪くてが基板にあたってしまったために、外しました。今は外部から電源が供給されれば即電源ONとなります。右下の小さな基板がAFアンプです。このアンプはLM386Nを1つ使った簡単なもので、SW40+のヘッドフォン出力に100kΩのVRを介してつなげています。
左の穴が電源スイッチが入るべきところ、その横に並んだ2つのつまみがRFゲインとAFゲインです。一番右の大きなつまみが周波数調整用です。
このSW40+ですが、送信出力を半固定抵抗で調整できるようになっていますが、目一杯出すと3W程度の出力が得られます。ただフルパワーにすると、かなり高調波が出るようで、他の無線機を使って測ると特に3倍波(21MHz)は基本波と同じ位も出てしまいます。そこで出力を適当に絞って1.5Wくらいに設定すると、3倍波は40dBくらい基本波より下がります。ただしこれは無線機のSメーターでの読み取りなのでかなりいい加減ですが....まあ1.5Wも出ていれば十分でしょう。
結局Sメーターは付けずに箱に入れました。Sメーターに付いては回路を充分検討してから追加したいと思っています。
これが完成したSW40+です。ジャンクのTS-520Xから外したつまみをつけました。
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