2007年5月のアンテナ設置

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昨年(2006年)の8月に一旦局免を切らしてしまい、しばらくほっといたのですが、3月になってまた開局申請をしました。コールサインは、これを機にあたらしいJE1コールあたりにしてもよかったのですが、結局もとのまま(7M1KNG)です。

ところで、今までベランダにサガ電子のアローラインアンテナ(SD-660、21・28・50・144MHz)を、3.5m(2段継、φ25mm)を上げていましたが、もう少し高く上げたくなって、
CP-54
オープンプライス
●組立全長:最大5m(3段)最小1.95m
●パイプ径:38〜45φ
●組立方法:伸縮組立
●重量:2.19kg
というコメット社の移動用のポールを通販で購入しました。そしてベランダの物干し用のポールに固定しました。ベランダの高さが4mくらいでしょうから、給電点の地上高が8mくらいといったところでしょうか。これは手動で伸び縮みさせられるので台風の時などはベンリです。結構太いので多少の風は大丈夫そうです。ただ、これでも2階の屋根の上からちょっとだけ顔を出す程度なので、もうちょっと高く上げたいところですが。



このときに同時にコメットの50MHz用HB9CVをふとした気まぐれで買ってしまいました。値段は6000円ちょっと位と高くなかったし、どうせ長尺モノを買うんだからというくらいの気持ちでした。ところが矢張りアンテナを買ってしまうと上げたくなる、しかもできるだけ高く上げたくなるのが心情でしょう。25φのステンレスポール(これは近所のホームセンターで購入)を3段継ぎにしてそれだとあまりにも不安定で風が吹くとゆらゆらとゆれておっかないので、アンテナの下からステーを張りました。ちょっと角度が浅い(深い?どっちだ?)のが気になりますが、まあ風が吹いてもユラユラゆれることはないのでこれで良しとしました。ステーはちゃんとターンバックルを挟んだので、緩みの調節ができるし、いざとなればステーを外して下げることもできるし。


で、その結果ですが、GPの方は、ノイズはあまり減った感じがしません。TVアンテナに張った逆Vの方が少ない感じがします。Esの時は逆VよりもGPの方が強く聞こえるときがありますが、殆どの場合は屋根上の逆Vの方が調子がいい感じです。

HB9CVの方は北向き固定ですが、これはノイズも少なく、信号強度も殆どのばあいGPよりも強いです。ただ2エレと入ってもかなり指向性があるので、おそらく西、東方向は不利でしょう。50.490MHzのビーコンはあまり強く入りません。GPの方がS=3〜4に対して、HB9CVでは1いくかいかないか程度です。というわけで、次はこのアンテナをきっと回したくなるでしょう。うちの奥はこれを見て目を剥いています。

←これはTVアンテナのポールに張ったマルチバンドダイポールです。左に見えるのが14MHzのトラップコイル。VHFのアンテナとUHFのアンテナの間にバランがくくりつけてあります。


←手前がサガ電子のアローラインアンテナ(SD-660)、その向こうに見えるのがCOMETの50MHzHB9CVです。高さは両方とも同じくらいで2階の屋根からちょっと上に出ている程度の高さです。


↓これは2階の屋根の上に登って北方向に向かって撮った写真です。正面が横浜線の中山駅で、その向こうは港北ニュータウンです。北向きは結構ロケーションがよいようです。


↓こっちは西向き。小高い山が向こう側にあり、見通しは今ひとつ。南側(写真の左方向)に向けて四季の森公園が広がっておりだんだんと高くなってゆきます。


↓こちらはTVアンテナの方向、つまり東京タワーの方向です。うちからだと丁度45°(北東)向きになります。



(2007-6-10追記)
その後TVアンテナのポールの上に1.2mのポールを継ぎ足し、その上にディスコーンとDPの給電点を取り付けました。これでアンテナ高が両方とも約1m上がった格好になります。アンテナを少しでも高く上げればノイズが減るかと期待したのですが、やはり14MHzのノイズは酷くてあまり改善されませんでした。


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