電子QSLカード

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最近QSLカードをインターネットを介して電子的に交換する電子QSLカードシステムが注目されています。考え方としてはQSLカードサーバーみたいなところへ、各自交信データをアップロードして、必要な人はそこからデータをダウンロードするというものです。eQSLはアメリカ主体の国際的なもの、QSOBANKは日本国内のみが対象のようです。

eQSLは交信データの相互認証のようなことは一切なく、単に交信した人がその交信データをアップロードするだけです。受け取り側ではその情報に対して確認(Confirm)するか拒絶(Reject)するかどうかを決めるだけです。Confirmすれば自動的に相手に対してQSLカードを送ったことになる仕組みです。

このeQSLは利用は登録制(利用料などはない)ですが、登録しなくても自分宛てのデータがあるかどうかは確認できます。自分のコールサインで確認したところ、なんと2枚の自分宛てのカードがアップロードされていました。そこで早速自分も登録しました。

登録自体は至極簡単で、指定されたデータをフォームに入力して送信するだけです。登録が完了すると、自分宛てのカードをダウンロードしたり、先のConfirmationしたり、あるいは自分から交信データをアップロードすることが可能となります。

私は、自分宛てに来ている2枚のカードをConfirmationしました。さらに過去に交信した海外局のコールサインから、このeQSLに登録しているかどうかを確認し、登録されていたらその交信データをアップロードしました。

データのアップロードは1つずつフォームに入力してゆく方法と、ADIFフォーマットというフォーマットでまとめてアップロードする方法があります。ADIFフォーマットはよくわからなかったので、とりあえず1件づつフォームに入力しました。

この電子QSLシステムは登録者がどれくらい増えるかがカギです。登録数が増えれば増えるほど、従来のQSLカードシステムから移行する人が増えるんでしょうね。


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