雑音源の究明と対策2005年版
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ここで5年前の雑音対策(というほどのものではない)をしましたが、久しぶりに気になって少し追求してみました。
=アンテナ=
- HFのアンテナはTVアンテナポールにくくりつけた4バンド(7/14/21/28MHz)のDP(というか逆V)、7MHzと14MHzは短縮
- ベランダから4mの高さにつけたGPアンテナは21/28/50MHz用(144MHzも使えるがつかっていない
- TVアンテナポールの頂上につけたディスコーンアンテナは144/430MHz用
=現状=
以下はすべて特に断りない限りはTS-690のSSBモードでの数値です。
- 7MHzのノイズは大体S=5〜7くらいでかなり酷い。春から秋にかけてはコンディションがよく、どれくらい雑音が出ているか良くわからないが、冬場になると酷さが良くわかる。ただし交信するときは大概S=9以上なのとSSBで微弱な信号を聞くということは殆どないので実用上あまり気にならないといえばならない。
- 14MHzのノイズはかなり酷い。S=5〜6くらいで全帯域にわたってザーッと出ている。約60kHzおきにS=7くらいででるスプリアスはADSL関係の雑音(モデムか無線LANルータ)。帯域の雑音はAMモードにするとS=8くらい。
- 21MHz帯はおおむね良好、DPでS=1〜2、GPでS=2程度。約60kHzおきにS=4〜5のスプリアス性のノイズは14MHz帯と同様ADSL関係と思われる。ADSLモデムと無線LANルータを電源断とすると全体的にノイズレベルが下がる。
- 28MHzは21MHzよりもノイズが多く、S=3程度。1階のテレビを入れるとS=5程度までノイズが増える。50kHzおきに出るGPだとS=8程度とかなり大きいノイズ。DPはS=4〜5くらい。これは1階のインバーターの蛍光灯。これも強烈で28MHz台がピーク。
- 50MHzもやはりADSLのスプリアス性のノイズが30kHzおきに出て、これはピークでS=6と結構酷い。
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