自作機器のスプリアス
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以前から気になっていたのですが、ここで作った7MHzダイレクトコンバージョン受信機のキャリアリークがずいぶん多いような気がしていました。なぜかというと、しばらく前に7MHzでラグっている交信をずっと聞いていたとき、一人が、なんだか小さいキャリアの音が聞こえるというようなことを言っていて、もしかしてコレのせいか?と思った覚えがあるからです。
これはアンテナ端子出力を直接観測したもので、大体-58dBV(-50dBm)程度であることがわかります。これくらい小さければ、全く問題ないはずです。
ちなみにこちらは7MHzDCR第一弾の方です。TA7358を使った第二弾に比べるとずっと小さいことがわかります。20dBくらい下ですから、-70dBm程度ということになります。
こちらはついでに測った50MHzのSSBトランシーバの受信時のスプリアスです。これを見ると13MHz付近のスプリアスが結構大きいように思います。13MHzは周波数混合する前の39MHzのローカル信号の3逓倍する前の原振です。11.2735MHzも少し漏れていますがこちらは弱いです。
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